掃除大賞の受賞決定! 文部科学大臣賞は石坂産業株式会社
「掃除大賞2014」は、日本そうじ協会が主催するおそうじの全国大会です。掃除の啓蒙活動として「掃除の技術の向上と良い習慣づくり」に取り組み、目覚ましい活躍をした個人、企業を表彰します。大会に先立ち、全国から、掃除には「精神的効果」「肉体的効果」「経済的効果」「対人的効果」「時間的効果」があったという報告が多数集まりました。
(企業部門 受賞者)
掃除大賞 石坂産業株式会社(埼玉県入間郡 石坂典子社長)
文部科学大臣賞 石坂産業株式会社(埼玉県入間郡 石坂典子社長)
業務改革賞 西京銀行(山口県周南市 平岡英雄取締役頭取)
イノベーション賞 ChatWork株式会社(大阪府吹田市 山本敏行社長)
人材育成賞 株式会社ウェルズワークス(奈良県 浦崎健治社長)
(個人部門)
掃除の匠賞 白坂裕子「80歳のおばあちゃんが生きる力を取り戻した掃除道」
イノベーション賞 小松美貴子「主婦の笑顔を取り戻すキッチン掃除術」
地域貢献賞 湯谷拓朗「小樽運河クリーンプロジェクト たった一人から始める地域貢献」
特別賞 歌津の布草履「南三陸の仮設住宅のおばあちゃんがアフリカの子供たちの支援活動」
特別賞 TEAM IMAMURA FAMILY
「世界基準の掃除で、世界最過酷の砂漠マラソンで日本人チーム初の4位入賞」
掃除大賞、文部科学大臣賞を受賞した石坂産業は「破綻懸念から、徹底した掃除による改革をし、社長自ら10年間一日も休まずに赤札巡回報告書で掃除のチェックをし、社員の定着率も増え、売上が25億円から40億円に増加し、世界一基準の環境企業になることを目指している姿勢」が評価され、掃除大賞の受賞となりました。また、地域の子供たちに会社を開放し、掃除教育、環境教育を行っているという地域貢献度が評価され、文部科学大臣賞も受賞となりました。
業務改革賞の西京銀行は、ハンコをなくし、書類も営業店舗からなくすという「モノの整理整頓」から入り、「時間の整理整頓」「仕事の整理整頓」を行い、人の適性配置(整頓)を行うことによって19時以降の残業が0を達成し、残業代3000万円の削減しながらも業務拡大をしている点が評価されました。
ChatWork株式会社は、クラウド型のチャットツールを開発し、現在135カ国、35000社が活用しペーパーレス化、業務改善に励んでいます。これは「おそうじの革命だ」と審査員が評価しイノベーション賞の受賞となりました。
株式会社ウェルズワークスは掃除教育に取り組み、社員の定着が進み、新卒採用が増え(3名から14名へ)、業績が向上している(前年比105%)が評価され人材育成賞の受賞となりました。
個人部門では、料理研究家の小松美貴子さんの「料理教室で料理を教えても生徒が家で料理をつくっていないようだ。家に行ってみたらとても料理をできるキッチン環境ではない。キッチンの掃除の仕方を教えよう」という取組みから主婦の笑顔、家族の笑顔が増えていく試みに対して「これは料理と掃除の垣根を越えた素晴らしい取組みだ」と評価されイノベーション賞が授与されることになりました。
【掃除大賞2014表彰式概要】
日時平成26年1月12日(日)
10:30~12:00
基調講演 一般財団法人日本そうじ協会理事長 今村暁
13:00~15:00掃除大賞2014 表彰式
場所シーバンスホール東京都港区芝浦1-2-2シーバンスアモール3階
掃除大賞2014 趣旨
そうじ協会は「環境整備の技術を高めることと、良い習慣づくりをすることを目的」としてつくられました。
数々の現場で教育に立ち会うと、どの教育現場でも「しっかりと掃除して環境整備がされているところは、良い風土である」ということを感じてきました。子供であっても企業であっても、そこにいる人の感情が安定し、成績・業績が伸びるのです。
研究、実践を進めていくと、掃除には
「精神的効果」「肉体的効果」「経済的効果」「時間的効果」「対人的効果」
という5大効果があることが判明しました。掃除をすれば、良い効果がたくさん生まれ、掃除を疎かにすれば、悪い効果がたくさん生まれます。
また、部屋や空間はその個人や組織の習慣(社風)を表しています。そのため日本そうじ協会では「掃除という環境整備の技術を高めることと、良い習慣づくりをすることを目的」に特化した「掃除道」を創案し、掃除道を世に広めるために活動を行っております。
この度、「環境整備の技術の向上と,良い習慣づくり」に取り組む組織、個人を表彰し、共に学ぶ【掃除大賞2014】を開催することに致しました。この掃除大賞が、全国の教育現場や、会社組織などで行われる「環境整備と良い習慣づくり」に取り組む全国の教育現場や会社組織の一助になることを願っています。
各賞一覧
♢掃除大賞
♢業務改革賞
◇イノベーション賞
♢地域貢献賞
♢人材育成賞
♢おそうじダイエット賞
♢奨励賞
♢掃除の匠賞
♢お掃除グッズ賞
♢特別賞
応募資格
・ 掃除を通して、環境整備の技術向上に取り組んでいる個人、組織。
・ 掃除教育を通して、良い習慣を得ようと意欲的に活動している個人、組織。
・ 掃除を通して地域貢献を行っている個人、組織。
・掃除の技術の研究や普及、発展に取り組んでいる個人、組織。
※応募に関しては、自薦他薦は問いません。
審査基準
「精神的効果」
「肉体的効果」
「経済的効果」
「時間的効果」
「対人的効果」
などの掃除道の持つ5大効果とともに、
「実践力」
「継続力」
「地域貢献度」
などを考慮して、各賞を決定致します。
審査員(50音順)
今村暁 (一般財団法人日本そうじ協会 理事長)
大橋秀行 (日本ボクシング協会 会長)
大前伶子 (作家)
片岡朋行 (弁護士)
嶋田実名子(公益財団法人花王芸術・科学財団 常務理事)
西田文郎 (JADA能力開発研究所 所長)
檜木俊秀 (元経済産業省 内閣参事官 パソナグループ 参与)
エントリー方法
審査スケジュール
エントリー期間 2013年12月12日~12月31日
1次審査 2014年1月4日(書類審査)
2次審査 2014年1月7日
日時 場所
日時:2014年1月12日(日)
10時 開場
10時30分〜12時 基調講演 理事長 今村暁
13時〜15時 掃除大賞2014表彰式
15時15分〜17時 勉強会
場所:シーバンスホール(浜松町シーバンスアモール3階)
浜松町駅南口から徒歩7分